できたてPSB2本組

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自社培養の光合成細菌について

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1. 飼育水への添加効果

飼育水に規定量を添加してください。
光合成細菌はもともと水槽内に存在し、水質浄化に関わるさまざまな微生物と共生しています。
これらの微生物の活性を高め、水槽環境を高いレベルで維持します。

2. 餌への混合効果

若干量を餌に混ぜて与えると、魚類の病気に対する抵抗力が高まり、生存率が向上します。
また、魚類の体色が鮮やかになる色揚げ効果も認められています。

3. ミジンコ培養に必須の添加剤

光合成細菌はビタミンB12を高濃度に含んでおり、ミジンコの培養に欠かせない添加剤です。
(ミジンコはビタミンB12がないと増殖できません)


光合成細菌の特徴

古細菌の仲間

光合成細菌は「古細菌(古顔)」とも呼ばれるバクテリアの仲間で、地球の太古から現在まで生き続けています。
自然界では炭素・窒素・硫黄の循環に大きく関わっており、水田、湖沼、排水路、活性汚泥、土壌など、有機物が豊富で嫌気的な環境に広く存在します。

有機物や硫化水素をエサに環境浄化を行い、他の細菌とも共生しながら相乗効果を生み出しています。


赤い色の由来と抗酸化作用

光合成細菌の赤い色はカロチノイド(カロテノイド)という色素成分によるものです。
これは抗酸化物質で、植物が紫外線から身を守るために作り出す物質と同様です。

カロチノイドの抗酸化作用はビタミンEの数十倍に及ぶとされ、
活性酸素による老化や病気を防ぐ効果があります。

魚介類の病気も活性酸素が関係していると考えられているため、餌に光合成細菌を混ぜて与えることは効果的な病気予防法です。


人間や環境への良い影響

光合成細菌を耕作地に撒くと、土壌中の放線菌が増加します。

放線菌は植物の病原菌を抑える「田畑の警察官」のような存在です。
有名な抗生物質ストレプトマイシンは放線菌の一種から作られており、結核治療に大きく貢献しました。

また、腸内の善玉菌ビフィズス菌は放線菌の親戚にあたり、健康維持に重要です。

インドでは光合成細菌を煮沸後ワインで割って飲む伝承医療があり、
これは光合成細菌が放線菌を増やすことと関連があると考えられます。


未来への期待

腸内細菌は人間の健康の7〜8割をコントロールすると言われ、
近年話題の5-ALA(アラ)は光合成細菌から抽出されています。

将来的には、光合成細菌が健康食品や医薬品として注目される日も来るかもしれません。


配送について

※2本までならレターパックでお送りします。
レターパックは全国一律料金で便利な配送方法ですが、配送日時の指定ができません。
ご注文の際はご理解とご配慮をお願いいたします。

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